電解水とは

水と塩からつくる電解水は安心・安全。タンパク質や油脂を分解する洗浄効果をもつアルカリ性の電解水と、菌やウィルスに対して効果がある酸性電解水があります。
電解水は、食器や調理器具の洗浄、除菌や清掃、洗濯など衣食住にかかわるあらゆるところで活用されています。 電解水活用の4つの特徴

電解水の4つの特徴

電解水の特徴1

アルカリ性電解水に含まれるマイナスイオンが汚れに吸着すると、汚れを剥離、浮かび上がらせて分解し細かく分離していきます。このことが界面活性剤などを含まずとも高い洗浄力を持つメカニズムです。 電解水活用の4つの特徴

電解水の特徴2

電解水活用の4つの特徴

電解水の特徴3

酸性電解水なら低い塩素濃度でも大丈夫!

酸性電解水に含まれる次亜塩素酸(HClO)は低い濃度でも高い除菌力を発揮します。
次亜塩素酸イオン(ClO-)に比べ20倍~100倍の殺菌力があると 言われています。 電解水活用の4つの特徴

電解水の特徴4

電解水活用の4つの特徴

  • 製品ラインナップ

    進化した電解水生成装置 進化した電解水生成装置 進化した電解水生成装置

  • 電解水とは

    水と塩からつくる電解水は安心・安全。
    タンパク質や油脂を分解する洗浄効果をもつアルカリ性の電解水と、 菌やウィルスに対して除菌効果がある酸性電解水があります。
    この2種類の電解水をうまく使い分けることで、 食器や調理器具の洗浄、除菌や清掃、洗濯など衣食住にかかわるあらゆるところで活用でき、業務の効率化の実現をサポートします。

    野菜が洗える

    野菜が洗える

    トイレの消臭

    トイレの消臭

    洗濯に使える

    洗濯に使える

    ドアノブ除菌

    ドアノブ除菌

    電解水の特徴
  • 施設での電解水の利用例

  • 各種製品カタログ

酸性電解水とアルカリ性電解水

2種類の電解水を汚れに合わせて使い分け

水と塩を電気分解して生成された水は、隔膜で「酸性電解水」と「アルカリ性電解水」に分かれます。

除菌・洗浄・消臭効果

両方の電解水の性質と汚れの性質を理解して使い分けることで除菌・洗浄・消臭効果を引き出して衛生現場の業務の効率化を実現できます。

安心して利用できる

電解水は、医薬品医療機器等法や食品衛生法、改正農薬取締法でその名称や水質、製法が定義されており、それに準じた製品は利用者が安心して使用できるものになっています。

酸性電解水とアルカリ性電解水

酸性電解水とアルカリ性電解水

酸性電解水

酸性電解水

低濃度で食品にも使える安全性

低い塩素濃度でも高い除菌力

酸性電解水に含まれる除菌成分(次亜塩素酸(HCLO))は、アルカリ性の時に比べて20~80倍も強力な殺菌力があるため、低濃度でも高い殺菌力が確認されています。
希釈による事故を防げるほか、塩素臭やアルコールのにおいが苦手な方にもご使用いただけます。

酸性電解水

食品添加物殺菌料「次亜塩素酸水」に指定

酸性電解水は2002年6月に食品添加物殺菌料「次亜塩素酸水」の指定をうけ、さらに2012年4月に規格の拡大が行われました。
食品工場では塩素濃度が12%(12万ppm)濃度の次亜塩素酸ナトリウム演繹を600~1200倍に希釈・調整(100~200ppm)して野菜を洗浄しますが、この濃度では塩素臭が残るため何度もすすぎをする必要があります。
酸性電解水は塩素濃度30~50ppmで洗浄できるので、水も時間も節約でき、作業者も安心して使用できます。

酸性電解水

特定農薬や有機農産物に使用可能な農薬や調整用等資材に指定

2014年3月にきゅうりやイチゴなど様々な農作物の病害の防除剤として使用可能な「特定農薬」に指定されています。
また、2017年3月に有機農産物の日本農林規格で使用可能な農薬や調整用資材に登録されました。

酸性電解水


アルカリ性電解水

アルカリ性電解水

油汚れも洗剤いらずで分離分解

たんぱく汁や油汚れを強力分解

アルカリ性電解水はたんぱく質や油などを分解する性質があり、水道水では落とせない油や血液などの汚れの洗浄に効果的です。

アルカリ性電解水

洗浄の効果

微生物、残滓(ざんさい)などの汚れ度合いをATP拭き取り検査によって得られる清掃前と後の数値比較は下記の通りです。

アルカリ性電解水

洗濯のコスト削減をサポート

電解水でしっかり洗浄、洗剤量を減らせます。
洗剤が少ないためすすぎの回数、作業時間を減らせます。しかも強力洗浄・除菌効果で常温の洗濯が可能なため、燃料費も削減できます。

アルカリ性電解水


電解水活用の3つの特徴

電解水活用の3つの特徴
電解水活用の3つの特徴
電解水活用の3つの特徴


電解水活用の活用

生成される電解水は、生成してすぐに使用できます。
洗浄機能があるアルカリ性電解水、除菌・消臭機能のある酸性電解水。
汚れの質や状態に合わせて交互に使ったり、専用洗剤と併用して使用出来ます。

■施設・設備に

電解水での清掃手すり、ドアノブ、等、不特定多数の人が接触する箇所も拭くだけ簡単除菌

■トイレに

電解水での清掃臭いや汚れ最も気になる設備。電解水で汚れも臭いも一括除去。

■共有スペースに

電解水での清掃人の通行が多い通路等に。泡たたない電解水で効率よく時短!!

■個室に

電解水での清掃こもりがちな臭いの元を除菌・消臭。快適な部屋の維持に。

■厨房に

電解水での清掃レンジ周り・調理機器・床・壁等の衛生管理に。

■食堂に

電解水での清掃食堂などの人が集まるところの除菌消臭に手軽に使えます。

■浴場壁・洗面具等

電解水での清掃浴槽や壁・床などの洗浄・除菌に。

■ロッカールーム・靴箱

電解水での清掃汗や体臭などどうしても気になってしまう臭いを元から除菌・消臭。


電解水での清掃でコストダウン

洗浄のアルカリ性電解水、除菌、消臭の酸性電解水を組合わせて使うことで施設で使用しているほとんどの洗剤、薬剤と置き換えることが可能です。
強い刺激臭なども無く、電解水同士は、アルカリ性と酸性を混ぜて使うことが出来ます。
使い勝手のよい電解水での清掃は、清掃現場の環境改善に役立ちます。 電解水での清掃でコストダウン

使用している洗剤・除菌剤代のうち約80%は電解水に置き換えられます。



電解水での洗濯でもコストダウン

電解水での洗濯でもコストダウン



広がる電解水の世界

食品分野に於いて酸性電解水は、食品添加物殺菌料の指定を受けています。惣菜や水産加工品などの食品工場を中心に導入が進んでいます。

食品添加物殺菌料への指定

平成14年6月に厚生労働省より食品添加物殺菌料として指定された酸性電解水(次亜塩素酸水)。
平成24年4月にはpHや塩素濃度の基準が拡大され、カット野菜の洗浄や厨房機器の洗浄除菌に活用されるようになりました。
平成26年4月、生食用生鮮魚介類や冷凍食品の加工時に使用する事が出来るようになり、電解水はさらに幅広く活用できる存在となりました。

「大量調理施設衛生管理マニュアル」を改正

厚生労働省が「大量調理施設衛生管理マニュアル」を改正
(最新改正:生食発0616第1号平成29年6月16日)食安発0518第1号(平成24年5月18日)にて、 次亜塩素酸水の使用が認められました。

有機農産物使用可能農薬に新規追加

平成29年3月、有機農産物の日本農林規格で「次亜塩素酸水」が使用可能農薬に新規追加されました。

特定農薬への指定

平成26年3月、酸性電解水が「特定農薬」に指定。 きゅうりやいちごの病害(一部)に。

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